債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)
債務整理なら弁護士・司法書士資格持ちが在籍している家藤法律事務所にお任せください
大阪市浪速区で債務整理にお悩みでしたら家藤法律事務所にご相談ください。
債務整理の実績豊富な弁護士・司法書士の資格を持つ専門家「家藤 卓也(いえふじ たくや)」が相談者様一人ひとりへやさしく寄り添い対応いたします。
債務整理には、「任意整理」・「個人再生」・「自己破産」の3つの方法が存在します。それぞれにメリットやデメリットがあり、依頼者がどの手続きを選択すべきか、丁寧に検討いたします。
自分の状況に適した債務整理の方法を選択するためには、まず自身の現在の債務(借金)の状況や債務額を把握することが大切です。自分が抱えている債務の総額と毎月の返済額を考慮したうえで、現実的にこれからも返済できるのであれば、「任意整理」などを選択すれば良いでしょう。一方、現実的に返済できないと思われる場合は「個人再生」「自己破産」などを選択することになります。
しかし、債務の中には返済しなくてもよいものがあるかもしれません。
それが「過払い金」です。
かつて消費者金融などは利息制限法の上限利率を超える利息を取っていました。しかし、最高裁判例や法改正により「グレーゾーン金利」とされた部分については過払い金として債務者に返還しなければならなくなりました。
ただし、過払い金の返還請求は、債務の完済から10年以内に行わなければならないため、早めに手続きを踏む必要性があります。
債務整理を検討する際は、住居費や食費、光熱費など、毎月の支出と収入を比較し、生活していくことが可能かどうか考えましょう。借金でお悩みの方の中には、自分の生活よりも借金返済を重視してしまい、体に不調をきたす方もいらっしゃいます。
借金問題を解決し、新たな人生のスタートを切るためにも、まずは専門家にご相談ください。
家藤法律事務所は、大阪市浪速区・西区・中央区を中心に、皆さまからのご相談を承っております。
債務整理でお悩みの際は、当事務所までご相談ください。
実績豊富なプロフェッショナルが、皆様のお悩みを解決いたします。
債務整理とは?
債務整理について
債務整理とは、法の力によって借金の免除・減額をする手続きを指します。手続きには、「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3種類があります。これらのうち、どの方法が適しているのかは、その人の状況次第で異なります。
減額幅の大きさは「任意整理<個人再生<自己破産」です。最も減額幅が大きいのは自己破産で、最も小さいのが任意整理です。それならば、誰もが自己破産を選ぶように思うでしょう。しかし、減額幅が大きいほどデメリットも大きいので、必ずしも自己破産が良いとは限りません。メリットとデメリットを比べて、ご自身にとって最適な方法を選ぶことが大切です。
債務整理のメリット・デメリット
3つの債務整理で、共通しているメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
借金が減る、もしくは無くなります。これまで借金に苦しめられてきた方にとって、このメリットは大きなものといえるでしょう。また、借金の催促がこなくなります。債務整理を弁護士に頼んだ場合、弁護士は債権者に対して受任通知と呼ばれる通知を送ります。この通知を受け取った債権者は、借金の催促をすることが法的にできなくなるのです。催促がこなくなることで、落ち着いて過ごせるようになるのも債務整理のメリットといえます。
デメリット
債務整理を行った結果、ブラックリストに載ります。厳密にいえばブラックリストといった名称のリストは存在しません。信用情報のなかの事故情報と呼ばれる部分を、通称ブラックリストと呼んでいるのです。このリストに載った場合、お金を借りることはできなくなります。
債務整理するとどうなる?
債務整理を行った場合、結果として以下のようなことが起きます。
クレジットカードやローンが利用できない
ブラックリストに載った結果、それらを利用することができなくなります。ある程度の期間が過ぎれば(約5~10年)、ブラックリストが解除され再び利用可能です。
保証人になることができない
保証人になるには、審査をクリアしなければなりません。しかし、債務整理を行った方は審査を通ることができなくなります。
財産が処分される
預金や車、家財などの財産が処分されることもあります。処分されるかどうかは、どのような方法で債務整理を行ったかで異なります。
債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)の費用相場はどのくらい?
債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)の費用相場について
債務整理を行う場合、費用がかかってしまいます。費用の内訳としては、裁判所費用と弁護士・司法書士へ支払う報酬の2つです。どの方法で債務整理を行うかによって、かかる費用には差が生じます。
任意整理の費用相場 | 10万円 |
---|---|
個人再生の費用相場 | 50万円 |
自己破産の費用相場 | 100万円 |
※実際にかかる費用は人それぞれ異なります。
個人再生と自己破産は裁判所費用がかかりますが、任意整理は裁判所費用がかかりません。そのため、他2つに比べると、やや安めの費用相場となります。
弁護士・司法書士に債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)を依頼した場合の費用
弁護士に債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)を依頼した場合の費用相場
任意整理の費用相場 | 5万円+成功報酬 |
---|---|
個人再生の費用相場 | 40万円 |
自己破産の費用相場 | 40万円 |
司法書士に債務整理を依頼した場合の費用相場
任意整理の費用相場 | 3万円+成功報酬 |
---|---|
個人再生の費用相場 | 30万円 |
自己破産の費用相場 | 30万円 |
弁護士や司法書士に債務整理を依頼した際にかかる費用は、依頼先の事務所によって異なります。上記で挙げた金額はあくまで目安です。依頼をする際は、まず見積もりをして見比べることをおすすめいたします。
債務整理の費用が払えないときはどうしたらいい?
債務整理にかかる費用は、決して安いものではありませんので、支払いに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。費用をすぐには準備できない場合は、以下のような方法を利用することで支払えます。
分割払い
法律事務所の多くは、分割払いに対応しています。分割払いの支払い回数は、法律事務所ごとに異なりますので、相談時に確認しておくと安心です。任意整理と個人再生を選択した場合、借金の金額は減りますが無くなりません。借金と法律事務所への支払いの2つが生じることになるため、計画的な返済を心がける必要があります。
法テラスの利用
法テラスとは、国が設立した日本司法支援センターのことです。利用費用が安いだけでなく、費用の立替・分割払いに対応しています。しかし、立替を利用するための条件が設けられているので、誰でも利用できるものではありません。法テラスの立替を利用したい方は、条件に該当するかどうかも確認しておきましょう。
債権者の支払いを一時的にストップ
弁護士もしくは認定司法書士が、受任通知を債権者に送った場合、借金の催促・返済を止めることができます。止められる期間は、債務整理の手続きが完了するまでです。催促・返済を止めている間に、債務整理の手続きにかかる費用の支払い準備をすることができます。
任意整理と自己破産の違いについて
任意整理と自己破産の違いについて
任意整理と自己破産は、どちらも債務整理の一種ですが、いくつか違いがあります。
任意整理 | 自己破産 | |
---|---|---|
裁判所の利用 | 裁判所の利用裁判所を利用せず債権者と直接交渉する | 裁判所を利用する |
財産の処分 | 処分しなくていい | かなりの財産を失う可能性がある |
返済 | 手続きを行った後も返済は続く | 返済が不要になる |
対象の借金 | 整理したい借金を選べる | 整理する借金を選べない |
職業の制限 | なし | 一部職業の制限がある ※士業、警備員などの一部職業は数カ月ほど仕事ができなくなる |
借金の減額 | 利息が減る。ただし、元本は減らない。 | 全額免除となる |
手続きにかかる手間 | 比較的簡単にできる | 手間がかなりかかる |
任意整理と自己破産のメリット・デメリット
任意整理のメリット・デメリット
メリット | 任意整理をすることで、利息が減るため、毎月の支払いが楽になります。負担が軽くなった分、お金をその他のことに回せるのは嬉しいメリットでしょう。 また、財産が処分されないため、車や家もこれまで通りです。財産が減って困る、といった事態にならないので、その点は任意整理ならではの良さといえるでしょう。 |
---|---|
デメリット | 任意整理は、毎月の支払いが減りますが、借金そのものがなくなるわけではありません。最後まで返済をし続けることができない方は、任意整理を利用できないでしょう。 また、交渉がスムーズにいかない可能性があるのもデメリットです。任意整理は、債権者と直接交渉するため、相手によっては交渉を渋られることもあります。 |
自己破産のメリット・デメリット
メリット | 借金の返済をしなくても良いのが、自己破産における一番大きな利点といえるでしょう。借金があまりにも大きすぎる場合、返済そのものが難しいことも多いです。自己破産を行えば、その負担から解放されます。 |
---|---|
デメリット | 借金の保証人がいる場合、その方に迷惑をかけることになります。なぜならば、自己破産を行った結果、請求が保証人にいくためです。保証人がいる場合は、自己破産の前に伝えておくとよいでしょう。 |
債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)の流れ
任意整理の流れ
1)お問い合わせ・ご相談
現在の状況・どういった状態が理想なのかヒアリング
2)ご依頼・ご契約・受任通知送付
債権を持つ金融機関などに受任通知を送付
3)返済計画の立て直し
住宅ローン・貸金業者など債権者から開示された取引履歴・法に準じた金利などにもとづいて正確な返済額を算出
- 新しい返済計画を作成し和解案として提示
- 債権者との交渉
4)合意
和解案の内容に双方合意、合意書作成
和解案に沿って支払い開始
和解内容の通りに完済できた時点で任意整理完了です。
個人再生(民事再生)
1)お問い合わせ・ご相談
2)ご依頼・ご契約・受任通知送付
3)返済計画の立て直し
4)必要書類の準備・申し立て
- ご依頼者様が裁判所に提出する申し立て書類の作成準備、必要書類の用意
- 準備ができたら弁護士から裁判所へ個人再生の申し立て
5)個人再生手続き
- 選出された個人再生委員と面接後、再生手続き開始決定
6)債権確認
- 裁判所から債権者宛に再生手続き開始決定・債権届出書送付
- 各債権者から債権内容について裁判所に届出
7)債権認否一覧表提出・再生計画提案
- 各債権者が届け出た債権一覧について認否判断、一覧表にして債権者に提出
- 弁護士から借金の返済計画を裁判所に提出
8)書面決議
- 再生計画が法律にもとづいているか裁判所が確認
- 各債権者に再生計画案・議決書を送付
- 認可された再生計画が確定し返済スタート
自己破産
1)お問い合わせ・ご相談
2)ご依頼・ご契約・受任通知送付
3)返済計画の立て直し
4)必要書類の準備・申し立て
5)個人再生手続き
- 裁判所で即日面接実施
6)破産手続き開始
- 面接後、裁判所が破産手続開始決定
7)破産管財人決定
- ご依頼者様との面接で債務内容について確認
8)債権者集会
- 裁判所でご依頼者様と弁護士・裁判官・破産管財人・債権者が集まり、免責許可について説明
- 免責が許可された場合、免責許可決定を裁判所が弁護士のもとに送付
- 約1か月後、免責許可決定が確定
債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)にかかる期間
おおよその期間は下記のとおりです。
- 任意整理3か月~半年程度
- 個人再生1年以上
- 自己破産半年~1
その中である程度必要期間がきまっている段階があります。
任意整理 | 個人再生 | 自己破産 | |
---|---|---|---|
ご依頼・ご契約・受任通知送付 | ご依頼いただいた当日 遅くとも3日程度 | ||
<調査> 財産状況の調査・返済計画の立て直し |
4か月程度 | 5~6か月程度 ※貸金業者などからの取引開示…1~3か月 |
|
債権者との交渉 | 1日程度 | ||
申し立て書類作成 | 1~3か月程度 | ||
裁判所へ申し立て | 1か月程度 | 2~3週間程度 ※申し立て日に即日面接あり |
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個人再生委員選任 | 申し立て~1週間程度 | ||
手続き開始決定 | 申し立て~1か月程度 | 3日~1週間程度 ※即日面接が行われた日の翌週、水曜日17時 |
|
再生計画提案 | 2~3か月程度 |
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認可確定 | 再生計画案認可確定…1~3か月程度 |
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債務整理しても住宅ローンは組める?
債務整理したら住宅ローンは組めない
債務整理を行って借金の問題が解決したら、住宅ローンを組んで家を手に入れたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。結論から申し上げると、債務整理後に住宅ローンを組むのは難しいです。
債務整理を行った場合、ブラックリストに載ります。その状態では、住宅ローンを含めたあらゆるローンの利用はできません。しかし、一生ローンが組めなくなるわけではありませんので、ご安心ください。ブラックリストは、ある程度の期間が過ぎれば解除されます。つまり、一定期間経過すれば、住宅ローンを組める可能性があります。
債務整理後、いつから住宅ローンが組める?
債務整理後に載ってしまったブラックリストは、いつ頃情報が失われるのでしょうか?債務整理の方法・信用情報機関ごとに期間は異なりますが、一般的に約5~10年ほどで消去されます。
日本における信用情報機関は、3つあります。それぞれの機関ごとにブラックリストの登録期間を見ていきましょう。
信用情報機関 | ブラックリストの登録期間 |
---|---|
CIC | 5年 |
JICC | 5年 |
KSC | 5~10年 |
※あくまで目安です。この期間が当てはまらないケースもあります。
債務整理後に住宅ローンを組む際の注意点
債務整理後に住宅ローンを組むのであれば、以下の点に注意しましょう。
別の金融機関を利用する
債務整理を行った金融機関に、住宅ローンを申し込むのはおすすめしません。ブラックリストから情報が消えていても、一度リストに載った事実があると、審査が通りにくくなります。別の金融機関に申し込んだほうが無難です。
情報が消去されているかを調べる
ブラックリストに情報が残っているままだと、住宅ローンの申請が通りません。信用情報機関にあらかじめ信用情報の開示請求を行い、まだ情報が残っているか確認しておきましょう。
債務整理のよくある質問
- 債務整理の手続きは自分でもできますか?
- 債務整理は専門家に依頼せず、自分で行うことも可能です。しかし、内容によっては複雑な法律問題を含んでいたり、裁判所や貸金業者と何度もやり取りをしなければならないため、手間と時間がかかります。特に任意整理の場合、いかに有利な交渉を行うかが重要になるため、債務整理の手続きは専門家に依頼するのが賢明です。
- 債務整理をすると生命保険に加入できなくなりますか?
- 債務整理を行っても、生命保険に加入することは可能です。なぜなら、生命保険会社が契約を行う際、信用情報機関を参照することはないためです。
- 住宅を手放さずに債務整理する方法はありますか?
- 借入先の中に住宅ローンが含まれている場合、自己破産をしてしまうと原則として住宅も手放さなくてはいけません。住宅を手放さずに債務整理したいというのであれば、「民事再生」か「任意整理」のどちらかを選択します。借金が高額のため大幅に減額した上で分割払いしたいという場合には「民事再生」、長期分割により全額の返済が可能であれば「任意整理」を選ぶなど、最適な方法をご提案いたします。
任意整理のよくある質問
- 学生やアルバイトでも任意整理はできますか?
- 継続的かつ安定的な収入があり、今後も和解した金額どおり借金を返済していけるのであれば、学生やアルバイトの場合であっても任意整理できます。
- 保証人に何か影響はありますか?
- 保証人がいる場合、任意整理すると保証人に返済の義務が生じます。そのため、事前に保証人に説明して任意整理を行うか、保証人を設定している借金を任意整理の対象から外すなどの対策を行うことをおすすめいたします。
- 和解どおりに返済ができないとどうなりますか?
- 病気による退職など、やむを得ない事情で和解どおりに返済できない場合、相手に返済の猶予をお願いしたり、再度任意整理をしたりすることも可能です。
また、継続して返済ができないようであれば「自己破産」や「民事再生」の手続きを検討することになるため、まずは弁護士に相談しましょう。
- 任意整理にはどのくらいの費用がかかりますか?
- 任意整理にかかる費用は、事務所によって異なります。基本的には着手金、基本報酬、減額報酬、過払金報酬などがあるため、事前に手続きを依頼する事務所に問い合わせることをおすすめいたします。
債務整理(任意整理)と自己破産のそれぞれのメリット
債務整理(任意整理)のメリット
任意整理の最大のメリットは、返済期間中の利息を免除できる点です。交渉次第ですでに発生した利息についても免除される場合もあるため、返済の負担を減らすことができるでしょう。
また、裁判所を介さずに手続きを進めることができるため、家族や勤務先に知られることはありません。交渉の対象とする債権者を選べることから、ローン支払い中の家や車を手元に残したり、保証人に迷惑がかからないようにしたりすることも可能です。
自己破産のメリット
自己破産のメリットとして、借金が帳消しになるというものがあります。免除される金額に上限はなく、自己破産をすればどれだけ高額な借金があっても支払い義務は免除されます。自己破産をしても生活必需品や99万円以下の現金、預貯金20万円以下、時価20万円以下のものは手元に残るため、自己破産後は気持ちを新たにリスタートすることも可能です。
しかし、浪費やギャンブルといった正当でない理由で抱えた借金の場合など、自己破産が認められないケースもあります。また、税金や養育費、罰金などは自己破産によって免除されることはありませんので、ご注意ください。
自己破産とは・自己破産にかかる弁護士費用の目安
自己破産とは、借金を返済できない・支払い能力が不足している状態を裁判所に認めてもらい、借金の返済義務が免除される仕組みです。
自己破産のメリットとデメリット
自己破産は借金の返済義務そのものが免除されることが特徴です。また、生活に必要なものは手元に残るので生活を立て直しやすいというメリットがあります。
その一方でデメリットもいくつかあります。
- 返済義務が保証人に移ることで人間関係に影響する可能性
- 差し押さえ対象となる財産を区別できない
- 自己破産後に従事できない職業がある
- 手続きに比較的時間がかかる など
自己破産はその後の人生設計を大きく左右する決断です。メリットとデメリットを比較し、どちらがいいのかを慎重に検討しましょう。
自己破産にかかる費用
自己破産にかかる費用は大きく3つあります。
1)手数料
- 手続きの際に必要な印紙・切手にかかる費用
- およそ5,000円程度
2)予納金
- 裁判所で行う手続きにかかる費用
- およそ50万円~
3)弁護士のサポート費用
- 債権者との交渉窓口業務や書類作成などのサポートにかかる費用
- サポート内容によって30万円~
自己破産にかかる費用は借金の額によって変わる場合があります。自己破産について興味がある方はこちらもご覧ください。
自己破産できない理由
自己破産が認められるためには下記2つの条件をいずれも満たす必要があります。
- 支払い能力の不足が認められる
- 原則、過去7年間さかのぼって返済義務を免れていない
つまり、この2つの条件をいずれも満たしていない場合は自己破産が認められない可能性が高いです。
借金を返済することが可能
自己破産は借金の返済が不可能な場合であることが条件です。
- 一時的な失業
- 収入はないが返済できる十分な財産がある
- 明確な意図のもと財産を隠蔽している など
無収入の状態が一時的なものですぐに解消される見込みがある場合、借金を返済できる財産があるにもかかわらずその財産を返済にあてない場合が該当します。
自己破産が認められる条件に該当しない
自己破産が認められない条件にはいくつかあります。
- 以前にも借金を免責されたことがあり、前回の免責から7年経っていない
- 返済の優先順位などで特定の債権者のみを優遇
借金の理由・種類
- ギャンブル
- 過剰な無駄づかい
- 投資による借金
- 自己破産を前提として契約した借金
- 少額(100万円以下)
非協力的
- 裁判所や財産の管理・処分を行う担当者(破産管財人)への説明に事実と異なる点がある
- 説明拒否
- 調査を妨害する
- 指示に従わない
- 破産管財人に対する犯罪行為:恐喝脅迫 など
また、ほかにも自己破産手続き中に必要となる予納金を支払えない場合にも免責が認められないことがあります。
自己破産できないときにどうすればいいのか?
債務整理方法は自己破産だけではありません。任意整理・個人再生・自己破産の3つの選択肢があります。自己破産ができない場合は任意整理・個人再生の選択肢を検討することになります。
ただし、自己破産にメリット・デメリットがあるように、任意整理・個人再生にもメリット・デメリットがあります。また、弁護士などに手続きのサポートをご依頼いただく場合、必要な費用も異なります。
大阪・難波の家藤法律事務所は借金問題について解決サポートの実績豊富な法律事務所です。弁護士・司法書士の視点からご相談者様の今後まで視野に入れ、最適な債務整理の方法をご提案いたします。
初回相談無料・土日夜間対応も可能となっておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
自己破産を弁護士に依頼するメリット
自己破産は自力で行うことも可能ですが、弁護士に相談することをおすすめいたします。弁護士に自己破産の依頼をした場合、以下のようなメリットがあります。
取り立てを止められる
弁護士と契約した場合、即日~数日で貸金業者からの取り立てがストップします。貸金業者は、弁護士から受任通知を受け取った時点で、取り立てが行えなくなります。取り立てが止まれば、精神的な負担から解放されるので気持ちに余裕が生まれるでしょう。
手続き全体を任せられる
弁護士は、債務者の代理人として破産手続きを行うことが可能です。面倒なやり取りを任せられるので、負担を大きく軽減できます。
ご自身で自己破産の手続きを行う場合、あらゆる書類を用意し、手続きを行わなければなりません。万が一書類に不備があった場合は、裁判所からやり直しをするように命じられます。知識がない方が、調べつつ対応をするのは大変です。債務整理に詳しい弁護士に任せることで、スムーズに手続きを済ませられます。
債務整理を依頼する弁護士選びを間違えない方法
債務整理の専門性
住宅ローンなど債務整理について経験・実績があるかどうかを確認してみてください。
弁護士はそれぞれ得意分野があります。債務整理を依頼するなら当然、債務整理を得意としている弁護士へのご依頼がおすすめです。例えば、借金問題の解決事例や自分が債務を負っている金融機関などへ交渉したことがあるか、などを確認してみましょう。
費用面のチェックポイント
- 料金体系の明確さ
- 支払い方法に融通がきくか
専門性の高い弁護士は、問題を解決するにはいくらかかるのか、依頼前に解決への道筋を立てられるからこそ必要な費用も明確にできます。また、債務整理中に生活のための資金繰りが難しくなってしまうこともあるため、まずは生活を立て直せるように融通をきかせてくれる弁護士を探してみてください。
依頼者の立場に寄り添うか
親身になれるかどうかはもちろん、債務整理のスケジュールを明確に提案できるかもチェックしてみましょう。つらい状況がいつ終わるのかを具体的に提案できる弁護士は信用できます。
また、債務整理のデメリットを含めて提案できる弁護士もおすすめです。自己破産など、方法によってはその後の人生を左右することもあります。デメリットを隠さない弁護士は人生の選択を間違わないようにアドバイスできる弁護士ということにもなるからです。
債務整理を依頼する弁護士選び 注目したい注意点
債務整理を依頼する際、避けたほうがよい弁護士は基本的に「債務整理を依頼する弁護士を間違えないポイント」に該当しない弁護士です。
つまり、以下3つに注目してみましょう。
- 債務整理が専門ではない、経験・実績があまりない
- 料金体系が不明瞭、支払いに融通がきかない
- 依頼者の立場に寄り添ってくれない
また「大手だから安心」はNGです。特に、相談に行くたびにヒアリングする担当者が変わるケースには注意しましょう。チームで担当し情報共有がしっかりできている場合もありますが、基本的には担当弁護士が最初から最後まで直接対応するほうが信用度は高いです。
それと関連して、契約後「話と違う」ということがないよう依頼前に確認したい不明点は積極的にご質問ください。明確にしてくれない場合、注意がひつようかもしれません。
債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)のご相談なら家藤法律事務所
債務整理を行いたい場合、法律の知識が必要となるでしょう。しかし、法律を扱う専門家は数多くいるため、どこに依頼すべきか悩む方は多いです。債務整理について相談したいのであれば、債務整理に詳しく実績の豊富な法律家に依頼するのがポイントとなります。
大阪市浪速区で債務整理にお悩みでしたら、初回相談料無料の家藤法律事務所にご相談ください。家藤法律事務所は、債務整理の実績が1,000件を超えています。豊富な経験と知識を兼ね備えた弁護士が、柔軟かつ的確にサポートできるのが強みです。
法律事務所と聞くと、一般の方が相談しにくい場所だと思う方もいらっしゃいます。当事務所は、どなたでも気軽にご相談いただける雰囲気づくりにこだわっていますのでご安心ください。法律の専門用語は使わずに、お悩みに対しての対応方法についてご説明いたします。
債務整理に悩んでいると、大きな不安を抱くものです。私たちは、ご相談者様に寄り添い、なるべく不安に感じないような手厚いサポートを心がけています。土日、祝日、夜間も対応していますので、平日の利用が難しい方もご相談可能です。事務所は難波駅から徒歩数分の場所にあります。アクセスしやすい事務所ですので、いつでも気軽にお越しいただけます。土日・祝日の相談をご希望の際は、事前にご連絡ください。皆様のご利用を心よりお待ちしております。
債務整理についてのコラム
大阪で債務整理なら豊富な経験と知識を持つ弁護士がサポートする家藤法律事務所
事務所名 | 家藤法律事務所 |
---|---|
代表 | 家藤 卓也(いえふじ たくや) |
住所 | 〒556-0016 大阪府大阪市浪速区元町1丁目5−7 ナンバプラザビル 10階 |
電話番号 | 06-6556-7312 |
FAX番号 | 06-6556-7314 |
営業時間 | 9:00 〜 21:00(日祝除く) 時間外対応可(※前日までにご予約いただければ日・祝日も対応します。) |
定休日 | 日曜、祝日(※前日までにご予約いただければ対応します。) |
取扱業務 | 【相続】遺産分割、相続登記、遺産分割協議書作成、遺言書作成、遺留分減殺請求、各種相続手続 【債務整理】自己破産、個人再生、任意整理、過払い金請求 【離婚】離婚調停、離婚協議書作成、財産分与、損害賠償(慰謝料)請求、養育費、親権 【悪徳商法】訪問販売、架空請求、マルチ商法、ネットワークビジネス、ワンクリック詐欺 【債権回収】貸金返還請求、各種損害賠償請求、売掛金回収 【刑事事件】 上記以外にも不動産登記、商業登記など幅広い法律問題に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。 |
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